経験してわかった男性が育休を取得する5つのメリット

私はIT系の一般企業に務めるサラリーマン(男性)です。私には子供が2人おり、それぞれの誕生に合わせて2度の育休を経験しました。

この経験を元に、私が感じたメリットを解説していきたいと思います。

子育てが楽しくなる#

メリットとして、真っ先にこれを挙げたいと思います。育休を取得することで子供と一緒にいる時間が増えます。これにより子供への理解が圧倒的に深まります

子供の思考回路は大人とまったく違うので、子供の行動原理は理解が難しいものです。しかし、子供をずっと観察していると、だんだんわかることもできてきます。たとえば、いつも大好きな車のおもちゃで遊んでいる子供が、あるとき「ぶー、ぶー!」といっていたら、「あ、いつものあの車のおもちゃが欲しいのかな?」などのわかるようになったりです。そして、車のおもちゃを渡してあげると、子供は極上の笑顔をみせてくれます。

ここで、もし子供への理解が不足していると車のおもちゃが欲しいことを理解できず、子供は「ぶー!ぶー!!」とだんだんと怒り出し、大人のほうもイライラしてしまいます。こういうことが続くとだんだん子供の相手も嫌になってしまいますよね・・・。

子供を観察して理解を深めることで、子供と過ごすのを楽しく思えることが増えていきます。

育児スキルの差が夫婦の間で開かない#

子供が生まれた段階では妻も育児初心者です。しかし「夫が仕事、妻が家事・育児」という役割分担を最初から行なっていると、妻の育児スキルだけが向上して、取り返しのつかないくらい大きな差ができてしまいます

その状態で週末などに夫が育児を手伝おうとすると、さっぱり何をどうやったらいいかわかりません。頑張ってやろうとしてもぎこちなかったり、危なっかしかったりするので、妻が「もういい、私がやったほうが早い!」となってしまいます。こうなると悪循環です・・・。

夫が育休をとり、妻も育児初心者な段階から夫も育児参加することで育児スキルの差が開きづらくなります。お互い初心者なので「あーしよう、こーしよう」と夫婦で切磋琢磨し、夫も一緒に育児スキルを向上できます。

コマ

1か月もすれば、(授乳以外なら)ひととおりの育児ができるようになりました!

家事の大変さがわかる、家事スキルがアップする#

育休を取得すると夫と妻で家事を分担します。これまで、家事をあまりやってこなかった男性は、ここで気づくと思います。「家事、意外とやること多い、大変」という事実に。

家事というと、料理・洗濯・掃除くらいしか想像できない男性が多いかと思いますが、他に「名も無き家事」がたくさんあります。ゴミ袋を変えたり、ティッシュの補充をしたり、整頓したり、布団を干したり洗ったり・・・。これらはいつの間にか妻がやってくれていたかもしれないことですが、育休を取得し、四六時中とも家にいると否応無しに気づいてきます。さらに、妻は赤ちゃんの授乳という大役があるので、夫は必然的にこの「名もなき家事」を担う比重が大きくなります。

最初は妻に色々と指導されながらやるのですが、だんだんと一人前にできるようになります。これらは育休でも取らない限りなかなか身につける機会のないスキルです

妻のストレスが軽減される#

夫が主婦(主夫)としての家事スキルがアップすることで、妻の負担感が圧倒的に軽減します。これは育休中に限ったことではなく、今後の人生ずっとです。

「家事、意外とやること多い、大変」という事実に気づくことができた夫は、妻の体調が悪かったりしたときにも「いくら体調がわるくても家事は自分でやるしかない」という状況が妻にとっていかにストレスフルなのが想像できるようになると思います。

妻の体調がわるいとき、妻に出かける用事があるときに、夫がひととおりの家事ができることは大きいです。

家事スキルがアップすることで人生のリスクヘッジになる#

終身雇用が崩壊してきたり、共働きが当たり前になりつつあるなど、働き方が多様化したなかで夫がシュフをこなせるということは選択肢が広がります

「夫が仕事、妻が家事・育児」というスタイルをとっている家庭は多くあると思いますが、夫が仕事をずっと続けられる保証はまったくない世の中です。リストラにあったり、怪我をしたり、うつになってしまったり。

こういうときに夫がシュフをこなせると、妻が働きに出るという選択肢がでてきます。逆に、夫がシュフをこなせないと、妻は主婦をしながら働くことになりますが、フルタイムでは働けないため生活を支えるのが困難になってきます。夫が仕事しかできない状態は、なんらかの理由で夫が仕事をできなくなった瞬間に生活が崩壊するのでリスクが高いです

「仕事をすること」に対して改めて考える機会になる#

育休期間は、仕事から少し距離をとる期間をまとまって得られる貴重な機会です。これは、育休取得する以外では、いったん仕事を辞めるなどしないとできないことです。

日本において、就職してから残業当たり前で仕事にフルコミットしている人は、「ワークライフバランス」として仕事に偏り過ぎている傾向があると思います。日本人はもう少し「ライフ」に比重を移してもいいと思いますが、普段は仕事が忙し過ぎて「ライフ」側にバランスを寄せることが難しいです。

育休をとることで、いったん「ライフ」に比重を思いっきり寄せることになります。そうすることで、「ライフ」側から「ワーク」について考えることができます。育休中に妻とよく話ながら、復帰後にちょうどよい「ワークライフバランス」になるように検討してみると良いと思います。

育休を通して「ワークライフバランス」を整えることで、ひいては、今後の人生の充実に繋がると思います。

まとめ#

私の感じた育休のメリットについて挙げてみました。育休の取得するかどうか迷っている方の参考になれば幸いです。

コマ

もちろん育休はメリットだけではないですが、それでも育休を取得してよかった、と思っています。

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