忙しい人のためのストレスフリー投資方針

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私はかれこれ5年以上投資を続けているのですが、最初の頃はどの株を買おうか毎日悩んで考えたり、買った銘柄の株価は毎日チェックしたり気になることがあるとこまめに調べたりしていました。

ですが、昨年、子どもを授かり積極的に育児に参加している中で、**「今はお金よりももっと子供と向き合いたい」**と思うようになり、そのためには「**お金について考える時間を今よりも減らそう」**と考え始めました。

今回はそんな私が実際に行なっている投資方針を紹介してみたいと思います。

ストレスフリー投資方針とは

結論から言いますと**「毎日チャートを見なくていいこと、かつ、それによるリスクが小さいこと」**となります。これに該当しない投資方法は、基本シャットアウトです。

例えば、値上がり益(キャピタルゲイン)狙いの投資はこれに該当するので行ないません。値上がり益狙いの投資をしてしまうと、日々、チャートを確認する必要があるため、育児に振り分けられる時間が減ってしまいます。また局面によってはチャートを一日に何度もチェックする必要が出てきます。こういうとき、子供と向き合うのがどうしても疎かになってしまいます。

家族が幸せになるための基板作り目的に投資をしたのに、これではなんだか本末転倒ですよね。

そのため、私は**「毎日チャートをみなくても問題ない」**方法の投資しか行なわないことにしています。

インデックス型投資信託への積立

私は「楽天・全世界インデックス・ファンド(バンガード社のVT)」、「楽天・全米株式インデックス・ファンド(バンガード社のVTI)」にそれぞれ月々2万5000円を積み立てています。その名の通り、投資対象は全世界と全米です。

なぜこの2つかというと、経済の規模は人口と相関関係にあるからです。私の積立投資の目的はセカンドライフへの資金のため、今、三十代半ばの私はこの積み立て投資の資金を崩し始めるのは30年後くらいです。

では、今から30年後の人口はどうなっているか、が重要になってきます。では、具体的なデータを見てみましょう。

「2050年には世界の人口が約100億人まで拡大」、「先進国では米国の人口増加が大きく、英国も安定的に増加」、「日本は2011年から人口減少に転じており、2050年には1億人を下回る」
引用: 世界の人口推計(人口予測 - ファイナンシャルスター

どうでしょう、全世界と米国に投資したくなってきませんか?

また、積立投資は30年スパンで考えているため、30年後に資産が増えてればよく、日々のチャートは確認していません。

ちなみに投資信託への積み立ては、つみたてNISA+楽天証券で行うのが圧倒的にオススメです。月々の積立額が5万円なのも関係するのですが、これはまたの機会に。

配当金目的の個別株投資

次に、配当金目的の投資です。

配当金が目的の場合、株価はあまり関係ありません。そのため日々のチャート確認は基本的に不用意となります。もちろん、株価が下がるのは悲しいですが、、

配当金目的の投資の場合、気にすべきなのは3ヶ月に一度の四半期決算短信と、年に一度の通期決算短信となります。配当金は利益から捻出されるので、これらに目を通すことで、企業が**「キチンと利益を出せているか?」**を確認することができます。

決算短信が出されるタイミングは証券会社からEメールなどでお知らせがくるため、このタイミングでチェックすればオーケーです。確認の頻度としては3ヶ月に一度なので、そこまでの手間にはならないと思います。

決算短信を初めてみるときは意味がわからないかもしれませんが、何度か見てると割とすぐに慣れると思いますので、ぜひチェックしてみてください。

株主優待狙いの個別株

最後に、株主優待狙いの投資です。

株主優待は何株保有していれば、何が貰えるかが事前に決まっています。つまり、最初からリターンが確定しています。このリターンはチャートも株価も業績も関係ありません。

さらにいうと、人気の株主優待銘柄があるは同じ株主優待狙いの株主による下支えがあるため、株価が下がりにくいという特徴まであります。

ちなみに、私はがもっている銘柄は、「すかいらーくホールディングス」、「アトム」、「吉野家ホールディングス」など、外食産業が多いです。優待券で外食代を払うことができ、いつも、家族で美味しくいただいています。妻にも本当に評判いいので、家族円満にも繋がっているかも!

まとめ

以上、なるべく日々の時間をかけずストレスがかからないで行なっている私の投資方法について説明しました。特に株主優待はストレスフリーどころかストレス解消や家族円満まであるので、やったことのない人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?!