[お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方]を読んだ感想

橘 玲さん著の「新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ」を読んだので感想を書いていきます。

新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ (幻冬舎文庫)
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この本を読んだ目的は、独立した場合のお金の管理を知りたかった#

最近、家事をしながらmanablogというブログサイトの管理人のマナブさんのYouTubeを聴き漁っているのですが、その中でこの本がオススメされていたのがこの本との出会いです。

昨今、大企業に就職していても安泰ではないという風潮のなか、普通にサラリーマンをやっていていいものかと考えるようになってきました。最近私は、万が一のリスクヘッジとして独立することも視野に入れており、この目的のため、独立する際のお金に関しての知識を仕入れて置こうというのがこの本を手に取った狙いでした。

自分のビジネスをもっていて、極限まで節税したい人におすすめ#

フリーランスとして独立したり、サラリーマンを続けつつ副業をするひとが極限まで節税するためのテクニックが満載です。

副業禁止の会社に勤めているサラリーマンの私には残念ながらあまり実践できる内容はありませんでした。残念。

でも、日本のサラリーマンがいかに税金を搾り取られているのかが分かったし得るものは多かったです。

感想 (ネタバレあり)#

「日本以外ではサラリーマンという職業などそもそも存在しないのです。」
「欧米人に職業を尋ねると、会社名ではなく自分の専門を答えます。」

これにはドキっとしました。私が「仕事はなに?」と聞かれるとついつい会社名を答えてしまうと思います。いかに会社に飼い馴らされていることか。無自覚的な自分が怖かった。

「日本企業がグローバル展開に失敗するのは外国人社員が「日本的経営」に適応できないからだと説明されることが多いのですが、その実態は人事制度によって外国人を差別しているからなのです。」

たしかに、ウチの会社の上位層に外国人はいない。下っ端の階級にはちょこちょこと外国人いるのに。ウチの会社の外国人たちが仕事できるかどうかはわからないけど、漠然と昇進は難しそうに思えてしまう。これが差別でなければなんなのか。

 「日本のサラリーマンは会社に退職金という”人質”を取られているようなものなので、定年まできっちり働かないと正当な報酬を全額受け取れないのです。」

これは前からおかしいとおもってた。退職金として(勝手に)プールされているお金を、いますぐ受け取れないのは何故なのか。退職する際も会社都合か自主都合かで退職金の額が異なるのも釈然としない。

「中高年のサラリーマンが抱える問題の本質は、労働市場で客観的に評価される一般的な技能が欠如していることです。」
「知識社会では、仕事はクリエイター、スペシャリスト、マックジョブしかありません。会社から見捨てられ、マックジョブで一生を終えるのが嫌ならば、クリエイティブクラスとしてキャリアを積む以外に道はないことは誰にでもわかります。

普段の仕事やプライベートでも、社外でも通用する実績作りやスキルを身につけていきたい。これはリスクヘッジになる。ある会社にしか通用しない能力だけしか身につけてない状態でリストラに遭うと人生立ち行かなくなるまである。

「このようにして日本人は、働くことは苦役であり、大過なく勤め上げれば定年後に”悠々自適”という極楽が待っている、というきわめて特殊な人生観を持つようになりました。」

この感覚が”きわめて特殊”という認識がなかった。しかし、この本を読んだことで気づきが得られた。自分の人生は誰も保証してくれない。自分を犠牲にしてまで一生懸命に働いている会社にも裏切られる可能性も普通にある。間も無くこの日本人の”常識”も崩れ去ることになるだろう。

それまでにいかに”個”としての実績やスキルを高めておくかが人生のリスクヘッジになる。

「Epilogue 新宿中央公園のホームレス」

この本の極め付けはこのエピローグ。どんどん進行する二極化社会において、誰もが落ちぶれる可能性がある。その事実をいかに肌で感じるか。この感触がリスクヘッジのための努力を後押しする。

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