不妊治療でかかるお金の不安。解消するために私が実践していること。

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こんにちは。帰省ラッシュの交通渋滞に巻き込まれ運転している夫コマの隣でヒマ暇な妻ちぃです。今日も不妊治療の話をしていきたいと思います。

最初は、「クリニックに通い始めたらすぐに妊娠できるだろう」と都合のよい想像をして、不妊治療にかかるお金についてあまり深くは考えてきませんでした。しかし、前の記事でも書いたように想像以上に何度もクリニックに足を運ぶため、だんだんと**「一体、今まででいくら払ったのだろう。これから先、いくら必要なんだろう。」**と不妊治療にかかるお金について不安が募ってきました。

そうこうしているうちに不妊治療をはじめて半年が経ち、その間、お金の不安を解消するために、様々な実践をしてきました。ですので、今日はそのことについて書きたいと思います。

不妊治療が安くなる制度を調べる

健康保険

不妊治療に関しては、健康保険が適用されるものと、そうでないものがあります。 一般的に初期の一般不妊治療では、保険が適応されます。それでも、私の場合、通院毎に3〜4千円ぐらいはかかっていました。 人工授精や体外受精など高度生殖医療と言われる治療にステップアップするタイミングで自己負担の額がかなり変わってくることを念頭においておくことが大切かなと思います。

不妊治療費助成制度

高度生殖医療にステップアップしてからは、「不妊治療費助成制度」を利用して国から助成金を受け取れる場合があります。助成金の額や受け取るための要件は各都道府県の地方自治体によって違います。年齢や所得に制限があり受け取れない場合もあります。

自分が住んでいる自治体の制度についてホームページで確認出来る場合が多いかと思います。私たちは横浜市に住んでいるので下記のページを確認しました。

横浜市の場合、夫婦の合計所得額が730万円未満という要件があるため、共働きな私たち夫婦は利用することができないことがわかりました。共働きの場合は所得の制限によって対象にならない可能性があるかもしれないので確認してみてください。

高額療養費制度

高額療養費制度とは、月の初めから終わりまでの医療費が高額になった場合に、一定の自己負担額を超えた部分が払い戻される制度です。**利用できる場合はかなりお得な制度なので必ず申請しましょう。**少しの手間で、場合によっては1ヶ月分の手取り給料くらいの額を節約することができます。

実は、今月、私はこの制度を利用して約30万円ほどかかる手術費を約9万円に抑えることができました。さらに、この制度は1ヶ月間有効なため、その後の通院でも 「本日のお会計、63円です。」 なんて言われ、「今月中に、いっぱいクリニックに通っとこう!」と思いました(笑)

1年間で不妊治療に充てる額を決めておく

私たちより先に不妊治療をはじめた先輩に、私が治療費を不安に思っていることを相談すると「私は1年で不妊治療に費やすお金をあらかじめ決めておいたよ。」と教えてくれたので真似をすることにしました。

考えてみれば、不妊治療を続けているからといって必ず授かるものではないのです。不妊治療に充てることのできる費用と相談して、どこかで区切ることを考えておく必要があります。それに、不妊治療が自分たちの生活、人生のすべてではないと思うのです。自分たちの収入や考えに合わせて不妊治療に充てられる額を事前に考えておくことで、いちいち「高いなぁ〜」などと治療費を気にしなくなりました。

使ったお金をはっきりと記録する

充てる額を決めたからには、いくら使ったかを記録しておく必要があります。私たち夫婦はマネーフォワードを利用して不妊治療にかかったお金をカテゴリに分けて記録しています。これで、今までに使った金額が一目瞭然です。

不妊治療に欠かせない運動は無料でする

さて、不妊治療をはじめて、クリニックの先生に再三言われることは 「運動をしましょう。筋力をつけましょう。」 ということでした。 お産をするときにも体力が必要ですものね。体力が備わっていない人のところに赤ちゃんはやってこない!と、自分を戒めて夫こまと一緒に筋トレアプリを利用して無料で運動しています。

いろいろ試していますが、今使っているアプリは「7 Minute Workout」というものでたった7分間ですがかなりきつーい筋トレです。でも、7分と短いから頑張れます!

その他にも勤め先の福利厚生を利用してテニスコートを借りて無料でテニスをしたり公園を散歩したり運動は基本無料でします!

高額な治療は即日で決めず迷って悩んで調べて決める

初期の不妊治療では、検査として卵管が詰まっていないかを検査する「卵管造影検査」というものがあります。まず、そこで他の検査とは違って万単位のお金が出ていくかと思います。そのとき、一度家に帰ってどんな検査なのかと調べたり夫と相談したりして自分が納得してから決めました。

また、先日、卵管を通す手術(FT)も行ったのですがこのときも同じようにすぐには決断しませんでした。不妊治療の多くは、緊急を要する治療ではないので自分のタイミングで「検査や手術をする心構えができた」と思ったときに次のステップに踏み込めます。そのメリットを生かすとよいと思います。

おまけ 旦那さんと一緒にクリニックに行ける時は旦那さんのお財布から出してもらう

夫婦のお金なんだからどっちから出しても同じなんですけどね。 一人で行く時もあるので、その時は自分のお財布から出しますが、一緒に行けるときは夫コマが自分の財布から出してくれます。夫が自分のこととして捉えてくれているような安心感で心の負担が減ります(笑)

最後に

不妊治療をしていると不安に思うことはお金の面だけではありません。「やれることはやっているんだから、これで大丈夫!」と思っていながらも突如として「こんなに頑張ってるのに。」と卑屈な気持ちが襲ってきて心が折れそうになる瞬間があります。

だからこそ、お金の部分で考え方をはっきりとしておくことで、心の負担を少しでも減らし楽々ライフ目指します♪